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廃線跡の旅１８
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廃線跡の旅１８
○国鉄万字線（平成18年8月） |
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 万字線 その１ |
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万字線は、北海道の志文から万字炭山までの23.8kmを走っていた路線で、昭和60年に廃止された。
終点の万字炭山駅舎は個人所有となって残っており、住居用に改造されているが、現役時代の面影を残している。 |
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| 万字線 その２ |
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裏側に回ってみると改札口の跡が残っており、ここが元駅舎であったことを確認できる。ステンレス製なのか、廃線からずいぶん経っているものの、錆もないままである。
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| 万字線 その３ |
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万字炭山駅跡にはホームも残っていた。短いホームで、旅客列車の発着していたホームではない。旅客列車の発着していたホームは、駅舎より万字寄りにあったといい、これは貨物用のホームだったかと思われる。
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| 万字線 その４ |
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国道沿いの岩見沢市役所万字連絡所付近に、万字炭山駅跡の碑が建てられている。他の駅は駅跡に建てられているが、万字炭山駅跡は個人所有となったため、場所をずらして建てたのだろう。しかし事情を知らない人が見れば、ここが駅跡と誤解しそうである。
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| 万字線 その５ |
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万字駅跡にも駅跡の碑が建っている。万字駅舎は郵便局として利用されている。
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| 万字線 その６ |
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線路跡は草木が生い茂り、はっきりとはわからないが、交差する道路に踏み切りを埋めた跡が残っており、ここを通っていたことがわかる。
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| 万字線 その７ |
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美流渡駅跡は、バスターミナルと公園になっており、公園の一角に美流渡駅跡の碑が建てられていた。一緒に建てられている踏切警報機は、使用中止の表示が取り付けられており、廃線になった踏切からそのまま移設したものと思われる。
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| 万字線 その８ |
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美流渡駅跡の交通センター２階には栗沢町万字線鉄道資料館がある。それと関係があるのか、ないのか、駅跡の一角に車止めが残されていた。
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| 万字線 その９ |
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美流渡駅跡から程近い集落内に、岩見沢市万字線鉄道資料館がある。万字線は岩見沢市と栗沢町を通っていたため、近接して二箇所の資料館が近くにあるが、栗沢町は岩見沢市と合併したことから、今後どうなるのかが気になるところである。
この他、朝日駅跡は交通公園として、往年の姿のまま保存されているという。
参考文献
鉄道廃線跡を歩くⅦ、宮脇俊三編著、JTB（2000） |
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